プラーナ方式、里親探しにおける騙しとりを防ぐ防衛マニュアル![]()
阪神・淡路大震災後、阪神間では、猫捕りや犬猫の里親になるふりをして犬猫を騙しとり、実験動物取り扱い業者や三味線関係の皮革業者に流す、いわゆる「犬猫の騙しとり」が多発しました。 これら「騙しとり」の行為は、大震災時に限らず、過去から現在まで、また地域を問わず、脈々と行なわれております。 プラーナでは、騙しとりの被害にあった方達のお話しをお聞きし、被害時の状況を元に、独自に騙しとりから犬猫を守るための「里親探しマニュアル」を作り、これを「プラーナ方式」と名付け、関係機関へアドバイスし、指導に努めて参りました。(里親探しを行なっている一部の行政機関にも情報提供しています。) プラーナ方式を始め、このようなシステムは、現在全国的に浸透し、里親探しの基本となりつつあります。騙しとりだけでなく最近急増している虐待者や無責任な人間への防御にも有効ですので、里親探しをなさる方は参考になさって下さい。(尚、騙しとりの業者は全国的に存在します。) 幸せにしてあげるどころか残酷にも自ら不幸にしてしまう事になってしまうのです。 そんな哀しい結果にならないよう、里親探しをされる時は、その子の運命を背負っているつもりで慎重に本当に良い里親さんを最後まで責任を持って選んであげて下さい。 また、里親探しは、どこかでその子を待っている方とその子に繋がっている縁を結ぶという神聖なる行為である事をしっかり心に留めて飼い主さんも犬猫もお互いが幸せになれるような環境を選んであげて欲しいと思います。 (「騙しとり」についての詳しい情報は、「動物達の現状」の中の「猫とりに御用心」の欄をご覧下さい。) |
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プラーナ方式、里親探しにおける騙しとり・虐待者を防ぐ基本防衛マニュアル![]()
| プラーナで使用する他、多方面へ提供している契約書です。参考になさって下さい。 プリントアウトしてお使いになっても差し障りありませんが、その場合は内容の改竄(かいざん)、加筆、削除などは固くお断りします。(知的所有権はプラーナに帰属します) 契約書は必ず2部作って下さい。1部を里親さんの控えに、1部をそちらの控えにします。 契約書冒頭部分は譲渡する方が記載します。里親さんにサインしていただく箇所は最後です。 2部共に双方記載をして下さい。 |
(最終更新箇所・・・家族の同意が必要であることを追記) |
| ーーー現在プラーナで里親希望の方の登録の際に使用している登録書を元に、登録用紙の見本を作りました。御参考になさって下さい。(自由に御活用頂いて差し障りありません。)ーーー ※この質問事項は、里親希望者の方に送るのではなく、お電話で会話をしながらそれとなく質問し、この用紙に書き留めるようにして御使用下さい。 |
| プリントアウト入り口はこちら |
| 【1】 未成年の方や若い方は御両親と直接お話しするようにしてください。一緒に住んでいる場合も住んでいない場合も、譲渡の契約は保護者の方とも行なうようにして下さい。 基本的には、お若い方は、就職、転勤、結婚、などと、環境が変わりやすいものです。 出来るならば生活基盤が出来、安定する年齢までは動物の飼育は控えてもらうべきです。 【2】 1人暮らしの方は留守にする時間が長いので不安もあります。また転勤や結婚、引っ越しなど状況が変わりやすいので、充分生活が安定してから里親になることをお考え頂きたいと思います。 【3】 同棲中のカップルの場合も1人暮らしの方の場合と同じです。 【4】 マンションや集合住宅にお住まいの方は、マンションで動物の飼育が正式に認められているか、マンションの規約書などで確認をして下さい。万一トラブルになった時、最悪の場合は処分を迫られる事もありますのでそんな事態を防ぐためにも、たとえマンションでの飼育が認められていても、飼育マナーをきちんと守れる方をしっかり見極めて下さい。 【5】 高齢者の方の場合、犬や猫は長くて20年位は生きますので、慎重にその点もよく考慮して下さい。 子犬・子猫や若年齢の犬猫の譲渡は望ましくありません。若い人に比べ怪我や病気のため飼育や世話が出来なくなる確立も高いです。どうしてもという場合には、万一のため、飼育できなくなった場合の引き取り先を確認しておきましょう。引き取り先は御家族であることが望ましいです。契約も御本人と御家族の双方と交すようにして下さい。(保証人をたてる)またある程度落ち着いた年齢になった成犬や成猫であれば、世話も子犬や子猫ほど大変ではありませんので、そういった意味でも高齢者の方に里親になって頂く場合は成犬や成猫の方が望ましいかもしれません。力の強い犬や大きい犬はやめた方が良いでしょう。 【6】 小さいお子さんがいらっしゃる家庭は、お子さんがまだ犬猫に対する力加減や接し方を分かっていない場合、犬猫にとって大変なストレスになる事があります。また、子犬子猫も同じように力加減を知らないので、逆に子供を傷つけてしまう場合もあります。またお子さんに動物に対するアレルギーが出てしまうこともあります。子供の情緒面の成育に動物の飼育は良い影響を与えることも多いですが、その反面、そういったトラブルで飼育放棄されるケースが多いので注意が必要です。 【7】 すでに何か動物を飼っているお宅の場合も先住犬猫との相性が問題になってきます。たとえばどちらかが狩猟本能や攻撃性の強い犬もしくは犬種の場合、うまくいったと思っていてもある日突然何かのきっかけで事故が起こるケースが多いです。出来れば、同じ種類か同じ位の大きさのもの同士の方が望ましいでしょう。相性を見るためにはお試し期間を設け、双方で相談しあう状態を作るべきです。 【8】 犬は集団の一員として生活を営む動物です。ですから番犬として飼われるお宅より、家族の一員として家族と同じスペースで飼育して下さる御家庭の方が望ましいです。 (よくある1匹でポツンと庭で繋がれて飼われている状態は、犬にとって家族という群れから排除された状態に感じられ、そういう飼い方は精神的な虐待になると言われます。 動物を隷属するものとして捉えるのではなく、動物と人間が家族として、また、対等なパートナーとして共に生きていける世を目指し、番犬のような飼い方を我々は少しずつ日本から減らしていきたいと考えています。) それがどうしても無理で外で飼う場合でも冬や夜は家の中に入れる事が出来るお宅を犬のためにも選ぶべきです。家が汚れるからとか、狭いからと言われる方は、犬を家族の一員というより、ただの番犬にしか思っていない方が多いです。 犬は置物ではありません。感情ある生き物です。それを理解してもらえそうにないお宅には犬を譲渡すべきではありません。 【9】 猫の場合、室内飼いをして下さるお宅を選んで下さい。環境等にもよりますが、都会部では特に猫は完全室内飼いが望ましいです。外に出す事によって隣近所のお庭を汚してトラブルになるケースが多い他、それが、地域の猫排除の動きに繋がったり、事故、喧嘩による伝染病への感染、毒物をまかれたり、「猫とり」業者の連れ去り、虐待、など、現代社会は猫にとって生きにくく危険も多い環境です。 また外に出す事により起こる近隣とのトラブルなどが社会問題になっている以上、飼い主も飼い猫の行動に責任を持つことを考えなければ、動物との共生社会は実現出来にくくなります。 本来猫にとって自由に外に出られる生活の方が幸せで生態にもそぐうでしょうが、残念ながら現代という時代はそれもままならぬようになってしまいました。 時代が猫の生態をも歪めてしまっているようで、それは今後私達も考えていかなければならない問題ではありますが、里親探しにおいては、完全室内飼いをして頂く事がやはり望ましいでしょう。また、子供の時から人間の手で育てられ外の世界を知らない飼い猫は、本来の猫としての本能を人間との生活への適応の中で失いつつあることもあります。1度飼い始めたら外に出すという事が危険と背中合わせになる可能性も少なからずある事も理解しておく必要があるでしょう。 【10】 全国の動物管理センターで殺処分される犬猫の内、約8割が無責任な人間に安易に繁殖させられた結果により持ち込まれた子犬子猫です。自分自身が飼い犬飼い猫から産まれる生命すべてに責任が持てず無責任に捨てたり命を奪う選択をしなければならないのであれば始めから不妊手術を行なうべきです。 里親になる方にもその自覚を持って頂き、その時の感情だけの無責任な考えで安易な繁殖を考えている人には譲渡するべきではありません。 【11】 携帯電話しか電話がない方も譲渡する時は避けた方が良いです。電話機を変えれば電話番号が変わってしまうこともありますし、たとえ住まいが分かっていても引っ越ししてしまえば、その後連絡が付かなくなる可能性もあります。猫や犬の騙しとりの被害を防ぐ意味でも携帯のみの人は絶対にやめて下さい。こんな場合の対処方法としては、1人暮らしの場合と同じように御実家の住所を確認する事と、御家族の方に保証人になってもらい、双方と契約を交す事です。保証人になる御家族の方が持ち家に住んでいらっしゃる事が望ましいです。 【12】 必ず相手の家まで行って住所の確認と生活環境のチェックをして下さい。その方のライフスタイルや生活習慣も視野に入れ、その環境が犬猫にあうかどうかも考慮して下さい。 【13】 純血種を希望される方の中には、ペットショップで買うと高いから、里親探しをしている純血の犬・猫を無料でもらおう、と安易な考えをしている人もいます。 繁殖に利用するために里親希望を申し出てくる人間や業者もいます。 また、「雑種は連れていてもかっこよくない」と、見てくれの良さから純血種にこだわる人も居ます。 全ての方がそうだという訳ではありませんが、このように動物を単なるアクセサリーか見栄の道具のように思っているように見受けられる人には譲渡すべきではありません。 しかし、その一方で純血種を選ぶことによる利点もあります。例えば、猫や小型犬などの先住の動物がいる場合、本質的に攻撃性の強い犬などは避けた方が良いと思いますが、雑種はどんな血が混じっているかわからない場合が多いため、その犬の隠れた本質が前もって分かりにくいというリスクも否定出来ません。 純血種であるならばある程度その犬の特性が分かりますので(勿論、これも個体差があり全てそうであるとは言えません。)、自分達の生活環境や飼育条件などを充分考慮した結果の選択であるならば、むしろ責任を持った考えだと評価出来ます。 いずれにしろ、雑種であろうが純血であろうが、不幸な動物達を救うための里親探しである事を真に理解して、その子自身を心から愛し迎かえ入れて下さる方を選びたいものです。 【14】 犬・猫の騙しとりの被害に遭わないよう、くれぐれも注意してください。 以前、こんな被害例がありました。 「最近長年飼っていた猫が死んで、どうにも寂しいので、猫をもらいたい」と中年女性から電話があり、保護活動されている方が、里親探しをしている子猫を連れて行ったそうです。 家に行くと、丁重にもてなされた上、「これが死んだ猫です」と写真を見せられました。 部屋の壁にはその猫の遺影らしきものも飾られていたそうです。 思い出話しを涙ながら語るその女性を見て、保護家の方は「こんなに猫を大切に思って下さる方なら間違いない」と、そのまま猫を置いて帰ることにしました。 しかし家に戻って、よくよく考えている内にふっと不安になり、女性に電話をかけてみたら、もう猫はいないと言われ、その後、一切連絡もつかなくなりました。 後で、この女性が有名な猫とりであったことが分かったそうです。勿論猫が死んだ話しもデタラメでしょうし、遺影も騙しとりのために仕組まれた小道具でした。当然ながらその子猫が戻ってくることもありませんでした。お金のためなら涙を流しての演技も朝飯前ということなのでしょう。このように猫とりは実に巧妙な手を使ってくることがあります。人を疑わなければならないのは辛いことですが、里親探しにおいては常にこのような危険が隣り合せに潜んでいることを忘れないで欲しいと思います。 プラーナの里親探しのシステムである程度このような被害を防ぐことが出来ますので、面倒でも徹底するように心がけて、くれぐれも慎重な対応をお願いしたいと思います。 【15】 その他にも、人間的に信頼出来る人、好きになれる人に譲渡するようにしたいものです。 たとえ最初にどんなに条件が良くても、結局は飼い主さんの考え方ひとつで幸せにも不幸にもなるのですから、責任感と愛情のある人を選んで下さい。暗い人、いい加減な人、傲慢な人、マイナス思考の人、不潔な人、など、好きになれないタイプの人は御断りした方が、最終的に良い結果になる場合が多いです。 ☆里親探しは、その子の運命を背負っているという気持ちを忘れずに、最後まで責任を持って行なって下さい。どこかでその子を待っている方とその子に繋がっている縁を結ぶという神聖なる行為である事をしっかり心に留めて飼い主さんも犬猫もお互いが幸せになれるような環境を選んであげて欲しいと思います。☆ ★なお、里親になるふりをして犬猫を騙し取り、三味線の皮革業者に流したり、動物実験のために実験動物取扱業者に売る「猫(犬)獲り」の被害を防ぐために、『動物達の現状』コーナーの「猫とり」に御用心の欄と里親探しにおける防衛マニュアルを是非御参照下さい。 |
| ★なお、里親になるふりをして犬猫を騙し取り、三味線の皮革業者に流したり、動物実験のために実験動物取扱業者に売る「猫(犬)獲り」の被害を防ぐために、『動物達の現状』コーナーの「猫とり」に御用心の欄と里親探しにおける防衛マニュアルを是非御参照下さい。 *当会は『里親詐欺防止ネットワーク』に加盟しております。 騙しとりなどの里親詐欺業者、注意人物の情報など、御相談に応じて個別で情報 提供致します。 里親探しにおいて、少しでも不安な点を感じたり、判断が難しい時は、当会本部事務局まで、お電話またはメールで御相談下さい。 |
