当会元メインスタッフであり、現在もスタッフである藏田(旧姓加藤)が滋賀県で運営する猫の保護施設『NPO法人LOVE&PEACE Pray 』が福島原発事故避難区域に取り残された動物達の救済に立ち上がりました!
震災発生後から被災地域に取り残されている動物達にいてもたまらぬ思いでいた私達・・・
すぐにでも駆けつけたい思いに砂を噛む思いでした。
それは福島原発の避難区域に取り残されている動物達へも同じでした。
現在、自団体で保護・引き取り活動を精力的に行っている藏田は地震発生後からいち早く、被災地域の動物の受け入れに動き、猫保護施設での受け入れ準備を進める一方で情報収集に努め、被災地の動物管理センターに震災被害のため飼えなくなったと持ち込まれた猫の保護引き取りに着手する一方、「福島原発の、屋外退避が出ている箇所の、繋がれた犬、家の中の動物達、逃げられない畜産動物・・・今のこの時間も飢えで苦しんでいるかと思うと、いたたまれない・・・我慢も限界だ。」と、この度、滋賀県より現地に入り、救済に乗り出すことになりました。
などを目的に動きます。
現地の様子や救済状況など、LOVE&PEACE Prayのホームページにて随時詳しく報告して参りますので、何卒皆様のお力添え、ご支援をお願いいたします!
また先に述べました、被災地の動物管理センターに震災のため持ち込まれた動物達の救済にもご支援をよろしくお願いいたします!
当会でも阪神淡路大震災後の動物救済の経験者として協力団体と共に阪神淡路大震災アニマルレスキューネットワーク(仮名称)発足を提案しており、上記の管理センターからの引き揚げには協力団体も犬の保護引き取りに参加下さる予定です。
当会も引き続き後方支援に努めて参ります!
(2011年4月17日執筆)
藏田からの情報を元にお知らせします。
栃木県が20〜30キロ圏内の待避圏内の牛の受け入れを表明した他、被災地域の馬の受け入れなど、自治体を始めとした救済の動きが出てきております。
有り難い動きを喜んでおりますが、藏田が確認した所、本日朝の時点での情報によると、20キロ圏内の牛に関しては保留であり救済の対象にはなっていないとのこと。昨日までに、現地で救済活動にあたっておられる団体さんや取り残された牛の画像を撮影された方と連絡を取り合う一方、牛の餌を数トン提供して下さるという方、獣医さんなど協力のネットワークが構築されつつあります。
本日夕、藏田とスタッフ一名が現地に到着。明日より現地に入り救済活動を行います。今回は限られた時間内での活動になるため、現状把握と連携体制の構築に主軸を置くことになりそうです。まず問題の牛達のところへ行き、給餌などのケアを行い今後の対策を立てます。現地に残って牛達の世話を続ける住人の方達とも連絡を取り、待避区域に今なお残る牛や馬、豚や鳥などの現状把握が出来ればと考えています。同時に猫を中心に犬猫の保護を行います。
また随時こちらでも現状報告させて頂きます。
どうぞ皆様のお力添えをよろしくお願いいたします!
状況がめまぐるしく動いているため、藏田から直接連絡を受けた情報をこちらでお知らせしておりますが、現地の状況により急遽変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。逐一現状の詳細は藏田がLOVE&PEACE Prayのブログ「新LOVE&PEACE活動録」で公開しておりますので合わせてご確認ください。