*****プラーナは神戸に本部を置く非営利の「動物・自然保護」啓発団体です。*****
動物達の生命の尊厳のための活動を柱に、自然保護を始め、広く「生命」をテーマに、生きとし生けるもの全ての生命の共生のためのメッセージの発信や活動を、地球規模の展開を目指し行なっています。


「会 則」

スタッフ、会員、全員共通事項

1.プラーナは全ての生命の尊厳と共生を目指し活動する「動物・自然保護」啓発団体である。プラーナは全ての生命の尊厳と共生を目指し活動する「動物・自然保護」啓発団体である。
プラーナに参加する者は、プラーナの趣旨や考えを理解し、全ての生命に尊敬の念を持ち、生命あるもの全ての救済に努める事。
2.活動中は自らが自身の行動に責任を持ち、事故の無い様注意を払う事。
スタッフ・ボランティア活動に  参加する会員においては、兵庫県のボランティア活動保険(年間500円)に出来る限り加入する事。万一事故が起きた時は一切の責任を自身で負う事。ボランティア活動とは自らがその行動に責任を持って行なわれるべきものであることを理解し、プラーナに対して責任を求めたり、金銭の要求等をしない事。
3.自身に責任を持つ事と自分勝手な行動を取るという事は違うと自覚し、常にチームワークを乱さぬ様、プラーナの一員としての誇りと自覚を持つこと。
4.プラーナの一員としてふさわしくない勝手な行動をしない事。
5.プラーナの一員としてふさわしくない行ないをして脱会を求められた時はそれに応じる事。
6.必ず、活動時には報告を逐一事務局もしくは代表者にする事。
また、自らが担当した業務や活動は必ず、メーリングリスト等でその都度、逐一、「スタッフ・会員」全員への報告も同時に責任を持って行なうこと。
7.代表者もしくは代表者の意向の元でのスタッフからの指示で活動を行なう場合以外の時に、プラーナの名を語り活動を行なったり、書状を作成する時は、必ず、報告の上代表者の承認を受ける事。承認なき勝手な活動やプラーナの名の使用を一切禁ずる。違反した者は退会処分とする。
8.活動に参加する会員は、入会時か初回活動時に必ず、会員誓約書に署名すること。
9.活動参加時には、スタッフジャンバー及びスタッフTシャツなどのユニフォームを着用する事。
10.活動時には会員はスタッフの指示に従い、自分勝手な判断や行動をしない事。


スタッフについて

1.
スタッフはプラーナの理念を理解し賛同した上で、その理念の実現に努める者に限る。
2.スタッフは会の運営に深く関わる業務に実際に携わる者であり、会の中心的役割を担う存在である。
従って、スタッフは会への貢献が認められ、会の中心的活動を担うと認められた者、もしくは、会の運営、中心的活動に必要な人材であると認められた者に限る。
3.スタッフ就任は、代表者の推薦と、スタッフ会議で現スタッフより就任の認定が無ければならない。
4.スタッフ構成は代表のもと、総務部・情報ネットワーク部・保護アニマルケアー部・アニマルズ&ネイチャーセクションから成る。今後随時必要に応じ部門の追加を行なう。
5.プラーナの運営や業務は本部が中心となり行なわれる。そのため、プラーナのスタッフも基本的には本部所属の者でなければならない。但し、状況によっては、本部以外の地域ステーション所属の場合でも可能である。(「情報・ネット
ワーク部」など、ネット上での活動参加の場合や特別にその存在が必要と認められた場合など)
6.会の規律を目覚ましく乱したり、チームワークの面で多大な問題がある場合、スタッフの任命を、代表者の判断に基づき、スタッフ会議により取り消す。
また、スタッフ会議にて、スタッフ不適当と認められた時は、スタッフ解任となる。
7.スタッフ就任後、何らかの事情で、会の中心的活動に長期に渡り、参加出来なくなった場合や、会への貢献が長期に渡り認められなくなった場合、スタッフ会議によって審議し、スタッフから会員に戻るものとする。
留学や病気、またその他の事情により、活動参加が出来なくなることが、事前にわかっている場合は、代表と相談の上、「休会扱い」として、スタッフを継続することも可能である。(この場合の長期のいちよの目安としては、半年以上)
8.スタッフは活動時には必ずスタッフジャンバー及びスタッフTシャツなどのスタッフウエアーを着用する事。
9.やむない事情で活動を休止する場合も含め、必ず1週間に1回は事務局へ連絡を行なう事。(メーリングリストを通じてでも可。)


地域ステーションについて

1.
地域ステーションは本部事務局の指示の元で活動を行なう事。参加するボランティア会員はプラーナの一員としての自覚を持ち、プラーナの趣旨に反する行ないや地域ステーション独自の判断によっての行動を避ける事。
2.地域ステーションでの活動時は活動報告を随時、本部事務局に必ず行なう事。
また、地域ステーション責任者は、メーリングリスト、HP内専用ページ等でその都度、逐一、「スタッフ・会員」全員への活動報告も同時に責任を持って行なうこと。
3.上記に反した時は地域ステーションを解散させる事とする。
4.地域ステーションでの活動メンバーは基本的に当会会員であることとする。
当会会員以外から独自にボランティアを募る場合、集まったメンバーに出来るだけ入会頂くことを前提とする。
また、未入会のメンバーも含め、活動参加メンバーは全員プラーナに帰属するものとする。
5.地域ステーション責任者は、事故等があった際の責任の問題でのトラブルを避けるため、活動に参加する全てのメンバーに会員誓約書への署名を行なってもらうこと。
6.地域ステーションでの活動資金は、地域ステーション毎にパネル展等を通しての募金活動により各自賄うこと。
啓発活動や里親探しの場の確保のため、また、募金活動のため、出来るだけ、地域ステーション毎にパネル展活動を展開していくものとする。
7.地域ステーション活動時においても、参加メンバー全員、スタッフジャンバー及びスタッフTシャツなどのユニフォームを着用する事。


その他

1.
代表者ならびに経理スタッフの指示による経費立替時の精算は領収書を必ず提出する事。領収書もしくは正規のレシート並びに証明書無き時は精算に応じない。
2.経理担当者は1ヵ月毎の会計明細を代表者に報告する事。毎月月初めに先月分の会計帳の提示を行なう事。
3.救済する必要のあるものを発見し保護する時は当事者である自らが担当者となり率先して行なう事。自身の責任の元、プラーナの指示に従う事。また担当者として常時その状況を事務局もしくは代表者に報告する事。
*会則は状況に応じて、予告なく追加及び変更を行なう事があります。



「本部活動業務取り決め事項」


所属セクションと担当について

<現在のセクション構成>
「保護・アニマルケアー」セクション ーーー保護動物の世話やケアー、動物救助、保護活動などを担当。
「情報・ネットワーク」部 ーーーインターネットやメディアを通じての情報収集、情報発信、広報などを担当。
「総務部」 ーーー経理、事務局業務の手伝い、全般的な補佐、会員管理などを担当。
「アニマルズ&ネイチャー」セクション ーーー野性動物、自然保護、動物や生命と自然の関わり、自然と共生する生き方、等の問題の調査、情報収集、情報発信、運動などを担当。
尚、事務局の役割は一般からの相談や依頼の窓口であり、会の活動に関しては指令塔になります。
各々のプロジェクトをプロデュース、指示する他、事務業務、情報発信のステーションとなります。

<担当セクション、担当者>
日々事務局には全国から大小様々沢山の相談電話が寄せられます。問い合わせ、医療やフードの質問、依頼、相談・・・
10時から7時までの電話受付業務時間内は、その対応に追われます。
相談に応じる事は、直接の保護とは違い、形として救済の実感が手にとって見える訳では無いかもしれませんが、非常に重要な業務です。
しかし、その反面、受ける相談が多くなると、その時々に抱える事例も複数になり、1つ1つに100%の力を注いであげることが出来なくなってしまうこともあります。
こなし切れないまま、翌日にはまた新しい事例が飛び込んで来るという繰り返しです。
それに対応していくためには組織力をつけていくことが重要です。
担当部署を決めたり、担当者を付けることで、みんなに仕事を振り分けて、全員で力を合わせていくようにしなければなりません。そのための所属分け、担当決めであることを各自しっかり理解して下さい。

所属する部署は、主に、その事項を担当してもらうというものですが、基本的には皆で全ての事項に取り組んでいきます。(所属セクションは恒久ではありません。本人の希望や状況により変わる場合もあります。)
代表の指示で担当スタッフを決め、その後、事務局からの指示に従い動いてもらいます。その上で必ず守って頂きたい事は、逐一、事務局への報告を行なう事。独断で動くことがないよう注意してください。報告の上、指示に従う事を必ず厳守して下さい。事故やトラブルを防ぐため必ず徹底して下さい。
これは、プラーナの全ての活動において共通です。セクションに関わらず、またスタッフ、会員に関わらず、報告を行なうことと指示に従う事は必ず徹底して下さい。
報告は、大切な事や重要なことは、必ず事務局まで電話でお願いします。
メールでは、詳しい状況を聞き、指示することが出来ません。それと同時に、みんなへの報告も兼ねて、ML上でも必ず報告を随時行なうようにしてください。
また、事務局への連絡事項や質問は出来るだけ、業務時間中に直接電話をお願いします。事務局は常に多忙をきわめていますので、メールでお答えしたり、指示をするのは、時間的に厳しいです。御理解の上、御協力をお願いします。

<仕事の振り分け>
事務局からは皆さんにいろいろ仕事を依頼します。ある程度、その人の適性や仕事量を考慮しての依頼ではあるものの、日々抱えることが多くなればそれだけ皆さんにお願いする事も増えるし、個々の抱える仕事量も増えてきます。だからこちらも依頼の際にはまずMLで告知して希望者を募り、特別名乗りがない場合は、個人にまず打診をして相談の上、担当を請け負ってもらうようにしています。強引に仕事を負わせてしまうことがないよう、その点は気を付けているつもりです。
でもこちらも皆さんを信頼し評価している分、どうしても無理を言ってしまうこともあるでしょう。
また仕事を担当してもらうことによって、ノウハウを学んでもらおうというスタッフ育成の意図もあります。
でもこちらは皆さん1人1人の状況がわからないので、みなさんが自分で考え、どうしても無理だなと思う時は言って欲しいと思います。こちらも皆さんが息切れしてしまわないよう考慮します。しかし、これからは今以上に仕事は多方面で増えていくでしょうし、みなが抱える仕事も当然増えるでしょうが、どうかプラーナの一員であるという誇りを持って、一丸となりプラーナを作りあげていくために力を貸して欲しいと思っています。
会社のように皆さん1人1人に給料を出しているのではなく、元々ボランティアというものが自分の出来る範囲で行なうという皆さんの善意に支えられた無償活動である分、こちらからはあまり無理を言えない場合もあります。だからこそ、
この活動を成り立たせていくためには皆さん1人1人からのやる気と熱意、積極性が必要なのです。
プラーナの活動はサークル的な気軽なものではありません。生命が尊ばれる世に変えていくという大きな使命に基づき行なわれているものです。
「出来る範囲で気軽に」、会員さんならそれでも良いでしょう。でもスタッフは違います。会の中枢であり、選ばれた「戦士」であると思います。
スタッフの皆さんがそれを自覚し、大きな目的を実現するために必要な存在として選ばれた誇りを持って、この活動に向かってくれることを望んでいます。
またそうでなければ大きな目標を実現することは出来無いでしょう。でもだからと言って、それを強要するつもりはありませんが、ただほんの心の片隅にでもいいので、そんな想いを心置いていて欲しいと思います。


本部での保護活動について

日々寄せられる保護・引き取り依頼のあまりの多さに、保護動物の預かり場所(シェルター)の不足と慢性的な予算不足から、これ以上の預かりや保護が困難なため、現在プラーナとしては、引き取り依頼には応じていません。
そこで、保護活動については、スタッフ・会員さんの裁量で個人責任において行なってもらい、会がそれをバックアップする形を取っています。
会に来た依頼に関しては、依頼主さんに責任を持ってもらい、依頼主主体で里親探しをしてもらい、これを会がバックアップ(指導やアドバイス、里親探しの場の提供)します。
また依頼の情報をスタッフ・会員さんに流し、救済活動に乗り出して下さる方を募集します。これも個人の裁量で個人責任において行なってもらうようにし、それを会がバックアップする形をとっています。
また、警察や管理センターに収容されている、等で第3者の依頼主がなく、会として保護に乗り出す場合は、会としてスタッフ・会員、みんなの連帯責任で協力しあい保護するという形をとりたいと思っています。

次に保護にかかる費用についてですが、スタッフ・会員さんが独自で保護した場合は自己負担をお願いしてもらっています。(但し、医療費については、スタッフ・会員さんに限り、プラーナ指定の動物病院(神戸市須磨区)でなら、正規の半額の料金で治療が受けれます。でもこの場合は代表岡居の了承が必要で、岡居から動物病院に話しが通っていない場合は、半額には出来ません。これは病院と交してある取り決めなので御了承下さい。)
会に来た依頼で、依頼主がいる場合は依頼主さんに負担をお願いします。依頼主さんからの依頼をみんなに流し、会員の誰かが救済に乗り出す場合、その会員さんと依頼主さんに直接話しをしてもらい、費用等も含めた相談を双方にしてもらいます。(基本的には依頼主さんに負担をお願いします)
また、上記の警察や保健所がらみのような場合で、依頼主の存在がなく、会としての保護の場合は、会から捻出します。
しかし、余裕が無くその費用を捻出出来ない時は、その時々にみんなで相談してカンパなどを行なって対処していくつもりです。
また、募金などの会の収入は、基本的には「動物達を始めとする生命」を守る活動をプラーナが続けていくための資金であり、運営費、必要経費への充填を最優先します。現在の慢性的な資金不足の現状が打開されるまでは、保護にかかる費用にも余裕がない状態が続くでしょうが、御理解の上、御協力をお願い致します。
(地域ステーションの場合は状況に応じその限りではありません。)


メーリングリスト(ML)の意義

MLはみんなにプラーナのその時々の現状を把握してもらうために必要な情報共有の場です。
事務局からの活動報告や呼びかけなど、メールマガジンとしての機能を持ちます。
冊子としての会報と違い、MLはタイムリーな情報を入手出来るため、会に参加する全ての方々にとって非常に有益であり、会にとってもその時々の事例に会全体で即座の対応が出来るという利点があります。
また、参加する全ての方々が意見を発する事の出来る有意義な場でもあります。流される情報や日々の事例に対して、自分の意見を述べたり、会員・スタッフ間で意見の交換や交流を行なって欲しいと思います。
また、重ねがさねお願いしているように、担当の活動や業務は必ず責任を持ってMLにて会全体への報告を徹底するようにしてください。


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