プラーナプロフィール概略


活動テーマ
動物達の生命の尊厳のための活動を柱に、広く「生命」をテーマに、生きとし生けるもの全ての生命の共生のためのメッセージの発信や活動を行い、地球規模の展開を目指す。


プラーナは今年で設立10周年を迎えました。
阪神・淡路大震災後の混乱が続いていた1995年の神戸で、 動物たちの救済のため、愛護団体「プラーナ」として設立されました。



全国初、公団住宅でのペット飼育許可を取りつける

震災後、街にあふれた飼い主や行き場を無くした犬猫達の救済・里親探しに尽力する一方、共に苦しい日々を生き抜いてきた家族同様の動物たちが、公営の復興住宅では飼育が禁止されていたがために、入居を諦めるなど、泣く泣く手放さなければならない事態が起きただけでなく、仮設住宅に置き去りにされて捨てられる犬猫が増えているのを受け、1995年、代表の岡居率いるプラーナが地元発起人となり、被災者の方々が心の支えとなっている場合も多いペットたちを連れて復興住宅へ入居出来るよう、兵庫県と神戸市に要望すると同時に、署名活動を展開しました。 この取り組みは世界からも注目され、日本のマスコミでも多く取り上げられることになりました。 その結果、全国初となるペット飼育可能な公営住宅ができました。 これを機に東京都でも一部の公団住宅で動物飼育が出来るようになった他、全国的に動物飼育可能住宅が増える大きなきっかけとなりました。



パネル展、里親探し活動

1997年より、週1〜4回、定期的に動物虐待の現状を伝え、無責任に捨てられる犬猫をなくすための写真パネル展と里親探しパネル展を路上で開催しています。 里親探しでは、震災で置き去りにされるなどして捨てられた動物達を筆頭に、ピーク時には年間200〜400匹余りの救済活動に携わってきました。



「里親詐欺防止ネットワーク」の代表世話人

新しい飼い主を探すため里親募集されている犬猫達を、里親になると偽って騙しとり、動物実験に使用される実験動物取り扱い業者や、三味線等にするための皮革業者などに売り流したり、繁殖に使うためや有料での転売目的、または虐待目的で騙しとる、いわゆる「里親詐欺」の被害が急増して来たのを受け、全国で逸早くこの被害防止のための活動を展開し、「里親詐欺防止ネットワーク」の代表世話人も務める他、全国でインターネットを利用して里親探しされている方々のお1人お1人に、毎日休むことなく、今日も注意を呼びかけています。
プラーナは、里親詐欺防止の第一人者となる。



里親詐欺被害防止のための、「警告メール」の配信活動

当会は設立時より長年 ”不審者情報” の御相談にも対応して参りました。
里親詐欺等の被害にあってからでは、犬猫達を取り返すことは難しく、皆無といわれても過言ではありません。
ですから、未然に防ぐことが何より最も重要なことのです。
そのため当会に被害情報が寄せられ始めた当初の1995年頃に、プラーナ独自の『防衛マニュアル』を作成しました。
それから現在に至るまで、一日も休むことなく里親探しに尽力されている多くの皆様に、里親詐欺防止のための情報を「警告メール」として配信する啓発活動も、長年行っています。

■「警告メール」の配信活動について
インターネット上では、多くの里親探し掲示板が運営されています。
(勿論、当会にも同様の掲示板が存在します)
これらの里親探し掲示板には、毎日多くの書き込みがあります。
当会の「警告メール」配信メンバーによって、各掲示板に書き込みされた里親募集主の方々お一人お一人に、毎日365日、欠かすことなく当会の「警告メール」が届けられています。
この地道な活動によって、多くの犬猫たちの命が、里親詐欺等の手から未然に防ぐことが出来ました。
この活動に参加してくださっている配信メンバーの方々には、本当に感謝しております。
この場をお借りして御礼申し上げます「ありがとうございます」
それから、当会本部事務局には「警告メール」を受け取られた皆様からのお礼メールが数多く寄せられています。
この活動は、非常に重要な啓発活動の一つといえます。
勿論、このような地道な活動を、自サイトを越えて行っているようなところは、プラーナの他にはありません。
それだけ、効果はあるけれども、なかなか出来ない活動なのです。

このように、里親詐欺等からの防衛には、当会は大きく貢献していると言えます。



無料電話相談窓口の開設

動物に関わる問題を気軽に相談できる場が、全国的にあまりなかったのを受け、飼育相談をはじめ、里親詐欺や、動物や動物に関わる人間に接する問題を、気軽に御相談できる場として電話相談窓口を開設しました。 設立時より現在まで、日々全国から常時多数の相談が寄せられています。

《活動実績の御報告》
この電話相談窓口には、連日多くの御相談が寄せられています。
内容は、
 ・里親希望者の審査について
 ・不審者問合せ
 ・譲渡後のトラブル相談
 ・餌やり活動等の相談
 ・飼育相談
などなど
御相談は年間約1000件以上、その他、不審者情報として、年間約500件前後ものお電話が寄せられています。 そして、約200件の不審者をリストアップし、厳重な管理の上、お電話でのお問合せに対して照合など行っています。
電話相談で、間一髪、里親詐欺の手から逃れることが出来たという内容も、非常に多くございます。

また、御相談者の中には、カウンセリングによって勇気付けられ、前向きに
 「がんばってみます!」
と、元気と勇気を取り戻して頂けた案件も少なくありません。
このように、電話相談の場では単純な対応だけではなく、御相談者が抱えられている問題とその背景、そしてそのお心を的確に察知し、解決策を一緒に悩み考え、あるべき姿へお導きする。
このような対応ができるようになるには、それだけの経験と実績、そして、相手への思いやりなども必要になってきます。
ですから、このような御相談の対応を行っているところは、なかなかないのが実情で、当会の電話相談窓口はそれだけ貴重で重要な活動なものといえます。



講演会などの啓発活動

「虐待防止」や「捨て犬・捨て猫の防止」のための啓発活動や、「野生動物の保護運動」を始めとする、自然保護活動なども常時精力的に展開しています。 また最近では、保育園や小学校等の教育現場での講演活動を通じて、広く社会に 『動物愛護を通した「命の尊さ」』 を訴えています。 今後、全国の保育園や小学校に展開できるよう取り組みを始めています。

岡居璃叡、講演会活動
以下、講演実績の一部御紹介。

<2005年>
6/4大阪の某小学校PTA主催
(対象者:保護者)
動物愛護を通して子供達にいかに「命の尊さ」を伝えていくか講演。
<2004年>
12/19一般講演(大阪)『動物達を取り巻く現状を考える講演フォーラム』にて講演。
11/10大阪の某保育園主催
(対象者:子供と保護者)
『かけがえのない命を子供達に伝えて行こう』にて講演。
10/16NPO法人日本レスキュー協会主催
シンポジューム
『捨てられる犬を1頭でも減らすために』 にて、代表岡居パネリストとして参加。
<2003年>
11/9NPO法人日本レスキュー協会主催シンポジューム
第6回ドッグフォーラム
『セラピードッグに生まれ変わった日』 にて、代表岡居パネラーとして参加。
10/4NPO法人日本レスキュー協会主催シンポジューム
第6回ドッグフォーラム
『青い瞳から見た日本の犬たちの悲劇』 にて、代表岡居パネラーとして参加。
9/21プラーナ主催(岡山県)セミナー
第1回「動物・自然保護」
『熊と人と森を守る』を主催。
6/22NPO法人日本レスキュー協会主催シンポジューム
第4回動物福祉勉強会
『新たなる動物たちへの脅威』にて講演。
1/26NPO法人日本レスキュー協会主催シンポジューム『動物殺処分ゼロをめざして〜日本の動物たちがおかれている現状〜』にて講演。
<2002年>
11/2NPO法人日本レスキュー協会主催シンポジューム『あなたはアン・ロスを知っていますか?』にて講演。
6/11NPO法人日本レスキュー協会主催
動物愛護・保護の勉強会
『動物殺処分ゼロをめざして』にて講演。

その他、多数講演


その他、プラーナ活動内容

1. 啓蒙活動
  • 「生命の尊厳と共生」を目指し、出版(準備中),ネットなどを通じてメッセージ発信を行っています。
  • いろいろな現状や事実を広く知ってもらうため、メディアに情報を提供したり、企画しています。
  • その他、勉強会や講演会,出版物の紹介,動物や自然保護に関するイベントや企画のプロデュース等。
2. 社会運動
  • 動物や自然の保護や共生社会の実現のため、行政機関や関係機関に要望書を提出したり、問題が起こった時は改善のための運動を行っています。
3. 動物・自然保護活動
  • 週一回ペースで(場合により1〜4回)定期的に、「動物虐待の現状を伝える写真パネル展&里親探しパネル展」を開催し、里親探しや署名運動の他、啓蒙に取り組んでいます。
  • 阪神淡路大震災後から現在に至るまで、震災で置き去られたり捨てられた動物達や、捨て犬・捨て猫を始め、年間200〜400匹余りの犬や猫の保護,里親探しに関わり、救済活動をしてきました。
  • 現在は、個人・団体を問わず、里親探しをしている方々を始め、広く一般に里親探しの場を提供したり(街頭での「里親探しパネル展」やインターネットでの「里親探し掲示板」)、情報提供、里親探しの仲介や指導,アドバイス,協力を行っています。
    また「地域ステーション」活動において、各々の「地域ステーション」主体での、保護・里親探し活動や共生を目指した地域運動の推進を行っています。
  • 猫のだまし捕りや猫捕獲事件(いわゆる猫とり)が震災後相次いだことを機に、防衛策をたてて被害防止のための活動を続けています。
  • 里親探しにおいて、里親詐欺や虐待者、無責任な人間の被害にあわないよう、独自の里親探しのマニュアルを作成し、他団体や個人など全国的に指導しており、すでに当会システムが全国で用いられるようになっております。
  • 食問題(遺伝子組み換え野菜や添加物)、環境や全ての命に優しい医療などを考える取り組みを行っています。
  • 自然保護活動(どんぐりプロジェクトなど)や、野生動物の保護運動を行っています。



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